ベンチャー企業に就職するメリット・デメリット

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こんにちは、空飛ぶペンギンです。

 

今回は銀行からベンチャー企業に転職した僕が思う、ベンチャー企業のメリット・デメリットについて綴ろうと思います。

これから就職活動を控えている学生の方、ベンチャー企業に転職を考えている社会人の方の参考になればいいなと思います。

 

ちなみに僕が地元の福岡の地方銀行を退職して、その後転職したコンサル企業は、

"超ベンチャー企業"です。

会社自体設立して1年ほど、社員も10人にも満たないぐらいなので、ベンチャーというよりスタートアップ企業に近いかもしれません。

便宜上今回はベンチャー企業ということで話を進めていきますのでご了承ください。

また当該記事に記載してある内容は、あくまでベンチャー企業の傾向として統計的な内容が含まれており、必ずしもすべてのベンチャー企業に当てはまるというわけではありませんのでそちらもご了承いただけると幸いです。

 

 

ベンチャー企業とは

ベンチャー企業の定義

 

まず初めに、そもそもベンチャー企業とはどういうものでしょうか。

Wikipediaの定義を引用させていただくと、

 

”ベンチャーとは、企業として新規の事業へ取り組むことをいう。このような事業をベンチャービジネスという。事業は新規に起業したベンチャー企業によって行われるものを指すことが多いが、既存の企業が新たに事業に取り組む場合も含む” 出典:Wikipedia

 

と定義されております。

つまり新しい事業に取り組もうとしている、または取り組んでいる企業は全てベンチャー企業の定義に当てはまるということですね。

これはすでに企業としてある程度安定的な収益を持った事業を営んでいる企業が新たに新規事業に挑戦する場合も同じです。定義上は。

 

しかし、現在はベンチャー企業というと、その名の通り”ベンチャー”

つまり”冒険的な”事業を営んでいる新規企業を指す場合がほとんどだと思います。

大企業では手を出しにくいような、冒険的で創造的な事業を立ち上げる中小企業などが

皆さんがイメージするベンチャー企業かと思います。

 

ベンチャー企業と中小企業の違いは?

では、いわゆる”中小企業”と”ベンチャー企業”の違いはどういったものでしょうか。

中小企業は資本金の額や従業員の数など、企業の規模ではっきりと定義付けされており、大企業と区別がなされております。

なので厳密にいうと、ベンチャー企業も中小企業のなかに含まれています。

 

中小企業という大きな枠組みのなかに、ベンチャー企業やスタートアップ企業などが含まれているわけですね。

 

"メガベンチャー"ってなに?

ベンチャーに興味を持ってこの記事を読んでくださっている皆さんはすでにご存知かと思いますが、ベンチャー企業のなかでもメガベンチャーと呼ばれるものがあります。

こちらについてもベンチャー企業同様に明確に定義付けがされているわけではありませんが、わかりやすくいうと急激なスピードで大企業レベルの規模にまで成長を遂げたベンチャー企業のことです。

 

日本では「DeNA」や「サイバーエージェント」、「リクルート」などが代表的なメガベンチャー企業として挙げられます。

 

またメガベンチャーと似た言葉として"ユニコーン企業"という言葉があります。

ユニコーン企業は明確に定義されており、

1.評価額10億円以上

2.設立年数10年未満

3.非上場

上記3点にすべて当てはまるベンチャー企業のことをユニコーン企業といいます。

現在では上場して知らない人はいない企業になった、「Facebook」や「Twitter」なども元々はユニコーン企業と呼ばれてました。

日本だと上場する前の「メルカリ」などがそうですね。

 

ベンチャー企業に就職するメリット・デメリット

メリット

まずベンチャー企業に就職するメリットとしては以下のような点が挙げられるかと思います。

1.個人に与えられる裁量が大きい。

2.職種に囚われず様々な仕事を経験できるためスキルアップしやすい。

3.社長や経営陣との距離が近い。

4.年齢に関係なく成果をだせば出世しやすい。

5.現代の環境に適した企業が多い。

各々他に感じるメリットはあるかもしれませんが主に共通してる点はこんな感じかと。

もちろん大企業や中小企業などでも上記のような点が全くないというわけではないですが、ベンチャー企業のほうがこういった傾向が多いです。

では、一つずつ見ていきましょう。

1.個人に与えられる裁量が大きい。

大企業などと比較すると社員数は少なく、組織としての構図もがっちりと定まっていないことが多いため、自ずと一人一人に与えられる裁量(責任)は大きくなります。

自分の判断で決断できるシーン、行える仕事が多いので自分が"やりたい”と思ったことを自由に実行に移しやすくやりがいに繋がります。

2.職種に囚われず様々な仕事を経験できるためスキルアップしやすい。

ある程度の規模の企業になってしまうと、営業や事務など自分が所属する部署や職種によって任される業務の範囲も絞られてしまいます。

しかし、ベンチャー企業の場合は人数も少なく組織体制が整っていないため、

"忙しいから""今日は◯◯さんが休みだから""経験のために"

ちょっとした理由のことで自分の職種とは関係ない業務を任されることが往々にしてあります。

そのためやる気さえあればかなり成長できる環境だと言えます。

3.社長や経営陣との距離が近い。

社長や経営陣との距離が近いこともメリットの一つです。

若いうちから上層部と話す機会が多いため非常に刺激になりますし、また事業についての提案や意見などを発言する場も多くあります。

提案が通るかどうかは自分の実力次第ですが(笑)

ただそういった機会が多いということはかなり重要なことだと思いますね。

これも社会人としての成長に繋がる大きな要素だと感じます。

4.年齢に関係なく成果をだせば出世しやすい。

ベンチャー企業の特徴としては、比較的に実力主義的なところがあります。

そのため年功序列のように勤続年数に関係なく、成果さえあげればそれがきちんと評価に反映され出世に繋がります。

若くからバリバリ働いて出世したい!って人にはこの上ないやりがいですね。

5.現代の環境に適した企業が多い。 

設立されてからの年数が浅く経営者も比較的若い方が多いため、現代の環境に適した企業が多いです。

僕が一番強く感じることは、ITやクラウドサービスなど新しい技術に対して柔軟な考えを持った経営者が多いことです。

昔ながらの大企業とか僕が勤めていたような銀行とかですと、経営層が年配の人が多くその場合ITなどの最先端のテクノロジーなどに抵抗感を示す人もいます。

そのため、いまの世の中には取り入れることで、大幅に業務量が改善されたりコストが削減できたりする技術が多くあるにも関わらず、

"わからないから""昔からずっとこのやり方でやってるから""変えるのが怖い"

そういった理由で現代の環境に適すことを拒む経営者さえいます。

従業員からしたら働きにくいだけですよね。

 

デメリット

続いてベンチャー企業に就職するデメリットを見ていきましょう。

主に上記のメリットで挙げられた点が人によってはデメリットに感じることがあります。

"責任が大きい"とか"実力主義"とかそういうのが嫌な人は少なくないですよね。

上記以外で他に挙げられるデメリットは以下のような点です。

1.倒産のリスクが高い。

2.教育制度や福利厚生が充実していない。

3.ルールやマニュアルが定まっていない。

4.一人一人にかかる負担は大きい。

一つずつ見ていきます。

1.倒産のリスクが高い。

ベンチャー企業ということで新規事業に挑戦しているため、事業が失敗して倒産、なんてことも少なくありません。

一般的に新規企業の10年後の生存率は5%と言われています。

つまり95%の企業が設立されて10年以内に倒産している、ということです。

ベンチャー企業に就職するのであればこのリスクはつきものです。

2.教育制度や福利厚生が充実していない。

企業としての歴史が浅いため、新入社員や中間管理職に対しての教育研修などは決して充実しているとは言い難いです。

上述したように自分で成長していける環境は整っているので、自分の頑張り次第になってしまうところがあります。

また、同じように福利厚生も整っていない場合が多いです。

これもまずは会社として安定した収益を得ることを最優先に動いているため、福利厚生に時間やコストをかける余裕がないことが要因だと思われます。

3.ルールやマニュアルが定まっていない。

仕事のルールやマニュアルなどはっきりと定められていない場合が多いです。

それに加えて、初めてする業務というのも多く発生し、過去の事例なども少ないため自分で考えながらやっていくということが求められます。

ベンチャー企業の仕事には正解がありません。このマニュアルの通りにやればいいというわけではなく、自分で考え試行錯誤しながら仕事を進めていかなければなりません。

それが楽しい部分ではあるのですが、ちゃんと決まったやり方でやりたい、しっかり指示をだしてもらってその通りに動きたいというような人にはデメリットに感じられる点でしょう。

4.一人一人にかかる負担は大きい。

上述してきたように社員数も多くないため、一人一人が持つ業務量や負担は比較的に大きくなります。

場合によっては残業などをすることもあり、また残業した時間に対してしっかり残業代が支払われることはあまり期待できません。

 

以上のようなことがデメリットとして挙げられますが、これらは企業が順調に成長していくことで改善していくはずです。

自分のためにもベンチャー企業で働く人は"自分で考え能動的に働くこと"が重要になります。

 

 

ベンチャー企業に向いている人・向いていない人

では、ベンチャー企業に向いている人・向いていない人の違いはなんでしょうか。

向いている人

ベンチャー企業に向いている人は簡単にいうと、上述したメリットをメリットと思える人、またデメリットが気にならない人です。

具体的には、

仕事に対して能動的に動ける人

様々な仕事を経験したい人

実力主義にやる気を見いだせる人

将来起業を考えている人

上記のような考えを持っている人はベンチャー起業に就職しても楽しく働けると思います。

仕事を仕事として嫌々取り組むのではなく、自分を成長させる一つのツールだと考えられる人なんかも向いているでしょうね。

 

向いていない人

逆にベンチャー起業に向いていない人は、上述したメリットをデメリットに感じる人、デメリットが気になる人です。

具体的には、

安定した企業で働きたい人

成果に関係なく年齢とともに出世したい人

充実した教育制度や福利厚生などを求める人

受動的に仕事をこなしたい人

決まったマニュアル通りに動きたい人

上記に当てはまるような人はベンチャー企業に就職してもただひたすらと毎日苦しむだけです。

仕事よりもプライベートを絶対優先したいって人もベンチャー企業には向いていないでしょう。

もちろん僕もこんな感じでブログを更新しているぐらいですのでプライベートがないわけではありませんよ(笑)

でも休日遊んでいるときやお風呂に入っているとき、ご飯を食べているときなどもけっこう仕事のことや会社のことを考えています。

一人一人が頑張らないと倒産しちゃいますからね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。少し厳しい表現などもあったかもしれませんがご了承ください。

ベンチャー企業がどういったものなのかちゃんと理解しないまま、ただの憧れで就職してしまうと絶対に後悔をすることになります。

これから就職活動を控えている学生の方は貴重な新卒の切符をお持ちです。

最初に勤める企業で今後の人生は大きく左右されます。自分の成長も左右されます。

転職を考えられている方も同様です。あなたのキャリアに一生残ります。

しっかり自分で考え、調べ、決断してください。

また自分でいうのもなんですが、こういった記事に書いてあることを鵜呑みにしないでください。

あくまで最後に決断するのはあなたです。

一回きりの人生、皆さんが悔いのない選択をされることを心より祈っております。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

 

今日のお言葉。

"いつかできることはすべて、今日でもできる"

- モンテーニュ -